2013年3月8日金曜日

第1回☆ それいけ!アンパンマン


記念すべき第1回は、このブログを立ち上げるきっかけになった、この作品です。



それいけ!アンパンマン

日本でも3本指に入る、そして子供ならほとんどの子が好きな「アンパンマン」。
アンパンマンのどこにスピリチュアルを感じる要素があるのか??
それを、小学生からおじいちゃんおばあちゃんまでわかるように解説して行きたいと思います。

今日はこのアンパンマンについて、こちらの3本立てでお送りします。
  1. アンパンマンは「地球外生命体」?
  2. アンパンマンの核(魂)の居場所
  3. 主題歌にこめられた、ほんとうの意味
と、その前に、原作者について。
原作者は「やなせたかし」先生。先月2月で御年94歳になられました。
1973年(昭和48年)に出版した児童向け絵本「あんぱんまん」が、現在のアンパンマンの原型となりますが、その時すでに50代後半。アニメがスタートしたのにいたってはやなせ先生69歳
千葉県が誇る遅咲きの代名詞、伊能忠敬さんばりです。(始めて超正確な日本地図を自分の足でつくった江戸時代の人。旅開始が56歳。)

皆さんご存知の童謡「手のひらを太陽に」の作詞者も実はやなせ先生。
その他にもいろんな活動をされて、人生色んなことがあったからこそ今日のアンパンマンがあるといってもいいと思います。
それでは内容に入ってみましょう。


1・アンパンマンは「地球外生命体」?

アニメ版アンパンマンの第1話、見たことありますか?
なんとそこにはアンパンマンの出生の秘密が・・・!!!ちょこっとばいきんまんもね!
下が、第1話(YouTubeより)です。散りばめられたセリフたちにも注目して御覧ください。
(9分ありますが、アンパンマン出生だけなら1:24~4:02で大丈夫。)



ジャムおじさん
「ワシが作りたいのは、世界のどこにもない特別なパン。心を持ったアンパンなんだ。」

選りすぐりの材料とジャムおじさんの腕をもってしても、まだ何か足りない。
諦めずにチャレンジしていると、夜空に星がまたたく時間になります。

ジャム「静かな夜だ・・・。星のささやきが聞こえそうだなぁ。」
バタコ「星もお話するの?」 ジャム「ああするとも。」 バタコ「星も生きてるんだね…☆」

同時刻。バタコたちの見ていた夜空の果てに、いく筋かの流星が・・・。
(と同時に、ドラゴンボールのドドリアさんみたいな星からも何かの飛来物が・・・。)

バタコ「・・・?! おじさん!!」
ジャム「すごい、流れ星のシャワーだ!!!」

流星たちは、そのまま真っすぐ、まるで吸い込まれるように、ジャムおじさんのパン工場の煙突に落ちていきます。激しく明滅するパン窯。ジャムおじさんがアンパンを助けようとしても、激しい光に近寄れません。と、その時!!!

窯の蓋がふっとび、焼きあがったパン?がベビードレス&ベビーキャップ、さらにマントをつけて、意思があるかのようにこちら向きにふわふわと浮遊している という凄まじい展開に。

夢だろうか、というジャムおじさんに、夢じゃないわ、生まれたのよ!とバタコさん。

ナゾの浮遊物体 「ふあ・・・ ぼく、アンパンマンでちゅ☆」

ジャム「バタコ、この子は星の命をもらって生まれたんだよ!!!」

素敵な出逢いに、3人の満面の笑顔とともに夜が更けていくのでした・・・・・・。


・・・・・・番組スタートから4分で、なんとたくさんのビックリがつまってるのでしょう!
アンパンマンは、ジャムおじさんの夢+極上のアンパン+宇宙からのなにかでできていたんですね。
その後の4:11~4:24だけ見ると、ドラゴンボールと言われても分からないです(^o^)バババ・バイキーン

 



2・アンパンマンの核(魂)の居場所

では、アンパンマンの核(魂)は、どういう定義なのでしょう。

番組終盤、顔がよごれたり濡れたりボコボコになると、「顔が○○で力が出ない」状態になります。
その時、「アンパンマン、新しい顔よ!」
仲間が文字通りの新しい顔をイチローもビックリな回転と速度と正確さで投げたーーー!!!
一直線にアンパンマンの首と思われる場所へ飛ぶと、ビリヤードの原理で古い顔がはねとばされ、新しい顔がその場所に入り、急回転したあとビタッ!と固定されます。

ではその球体である顔が、新顔と入れ替わるホンの数瞬、胴体から離れている間は・・・?
これは小学生にとっては議論のまとだったりもするのですが、上記第1話の08:20~08:23をよーく見てください。

胴体と顔が離れている時・・・表情かわらず、胴体動かず
両者が接着した瞬間・・・表情は変わらないが、力がはいったような動作
完全に接着したあと・・・口や目、顔の向きが動き、生命活動していると思しき状態

このことから、胴体が活動するのには、顔が接着している必要がある。と言えるのではないでしょうか。
そもそも、ジャムおじさんが試作したアンパンのときは、顔しかなかったんです。
胴 体 は な か っ た ん で す 。 (驚愕)

なので、胴体の材質がはたして小麦粉なのか、地球上の物質なのかすら疑惑でありますが(目には見えないが、命の星が溶け込んでいる/wiki「アンパンマン」より)
結論として、生命体としては、ジャムおじさんのアンパンと胴体が合体した状態ではじめて活動を行い、顔がない状態の時は、胴体を含むその周辺に魂というエネルギーが存在しているのではないか。つまりオーラ部分みたいな。

が、それはアニメの話です。
絵本によると「首がない状態でも話したり空を飛べる」ようで、それは胴体に一定のエネルギーを蓄積できるから、という理由があるらしい。ナゾがナゾを呼びます。



3・主題歌にこめられた、ほんとうの意味

さて。ここからが本題です。
耳慣れた、楽しいリズムとゆかいなフレーズ。口ずさむだけで笑顔になるような・・・。

でもそこに込められた意味を知っている人は、そんなに多くありません。
そして、、脅かすわけではないですが、この項を最後まで読んだあとは、絶対忘れられなくなります。聞くたびに思い出します。お子さんとカラオケにいって、マイクをにぎって無邪気に歌い踊る姿をみながら、涙ぐんだりすると思います。
でも私は、知ってよかったと現在も考えているので、もし興味があったら読んでやってください。

ではまず、通常のアニメサイズの主題歌「アンパンマンのマーチ」。おなじみですね。




実はこれ、2番なんです。1番ではなく、2番が主題歌として採用されているんです。
「なにがきみのしあわせ?なにをしてよろこぶ わからないままおわる、そんなのはいやだ!」
「そうだおそれないで みんなのために 愛と勇気だけがともだちさ」

たいていの曲は、1番がその歌の一番訴えたいテーマを象徴しています。
なのに、とてもキャッチーで、子供でも覚えやすいこの歌詞が2番?

それは、1番だとメッセージ性が強すぎるから、が理由だと言われています。



やなせたかし先生には、千尋さんという弟さんがいました。
小さい頃にお父さんが戦死し、お母さんが再婚し、その時弟のほうが跡取りとして優遇されるなど色々ありましたが、やなせさん自身は学生時代を文学や絵に感心を持ちながら成長していきました。
しかし、戦争が始まり、やなせさんは内地で激しい飢餓に耐えて生きて帰ってきました。
銃をむけるということではなく、飢えとの戦いだったのです。
しかし、弟さんは、フィリピン沖で海軍の特攻隊員として、22歳の生涯を終えていました。

一人狭い魚雷の操縦席に入り、
家族と、愛しい人たちと、国のために
勝利のあとにやってくる、幸せな笑顔と光に満ちた日々のために。
何も持たずに ただ敵とみなすものに突撃していったのです。



こちらが、オリジナルの歌詞を、漢字に置き換えた物です。その下に、フルバージョンの
オープニング動画があるので、歌詞をかみしめたあと、再生してみてください。



そうだ!嬉しいんだ生きる喜び

たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか  答えられないなんて そんなのは嫌だ!

今を生きることで 熱いこころ燃える  だから君は行くんだ 微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも

嗚呼 アンパンマン 優しい君は  行け!皆の夢守る為


何が君の幸せ 何をして喜ぶ 解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

忘れないで夢を 零さないで涙 だから君は飛ぶんだ何処までも

そうだ 恐れないでみんなの為に 愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は 行け!皆の夢守る為


時は早く過ぎる 光る星は消える

だから君は行くんだ微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は

行け!皆の夢守る為


作詞 - やなせたかし / 作曲 - 三木たかし / 編曲 -大谷和夫 / 歌 -ドリーミング



多くは言いません。多分これを見てくれている人が、おのおの、感じ取れることを感じてくれると思います。自分が子供だった頃この歌をうたっていた自分、成長して「なんで愛と勇気だけが友達なんだろう」と思っていた自分。そして、今、生きてこの歌の意味を知った自分がいることを、知っていただければ幸いです。


アンパンマンは、やなせ先生の「正義とはなにか?」という問から生まれました。
敵と戦い、町をめちゃくちゃに壊し、その後の住人たちに何も言わず去っていく、それは正義か?

そして、自身の戦争のときの飢えの体験から、「ボロボロの服で、夕闇にまぎれてやってきて、自分を犠牲にして食べ物を置いて去っていくヒーロー」を生み出しました。それが、原型のあんぱんまんです。

だから、アンパンマン自身が食事するシーンはありません。
皆が輪になって踊っていても、外でにこにこしている方が多いです。

お子さんがいらっしゃる方は、明日ちょっと怒るのをやめて、その笑顔に笑顔をかえしてあげてください。
いままだ子供だという方は、学校で辛いことがあっても、日々の小さなしあわせを探してみてください。
人生いろいろあったなという方は、やなせ先生が60歳近くなってからアンパンマンを生み、そして90歳を超えたいまでもアンパンマンを自分の子として誇っていることについて考えてほしいです。



初回から長文になってしまい、第2回が大丈夫かふあんですが(笑)
皆様が今日この一瞬、そして明日からも幸せでありますように!!

 

こんにちは☆

ここへたどり着いてくれた方、こんにちは&こんばんは!

このブログは、日本が世界に誇る文化である アニメーションやマンガ、

そして映画やら歌やらも含めて

「今まで気づかなかったけど、こんな見方があるんだ!」という

私からみた側面をお伝えしていっちゃおうかな、というブログです。


スピリチュアル、というと、

「前世とか宇宙人とかでしょ?www」

「オーラの泉とかそういうやつ」

「なんかあやしい><」

という考え方の人もいらっしゃる。 

でも私の考えるスピリチュアルというのは、

いかに、今の人生を楽しく、光り輝いて魂から喜んでいきられるか をサポートする考え方だと思っているので、

それをすでに実践している人であれば、前世とかアセンションとかそんなの全然しらなくってもいいんです。

とある街角の、いつも素敵なお花がいっぱい咲いているガーデニングのお家の
ふくよかでほがらかで、いつもにこにこと挨拶してくれるおばちゃまがいるとします。
朝ダルダル~で出勤するときに、お花たちの色と香りでちょっと元気が出て、
おばちゃまと目があうと、なんだか心がほっこりする・・・。
そんなおばちゃまのような人は、もう生き方自体がスピリチュアルなんです。


そんなわけで、
いつも皆さんがなにげなーく子供と見てるアニメや、昔みたマンガなどから
ちょっと深イイ話的にご紹介できたら
そしてそれが、明日の朝ちょっと貴方を幸せにできていたらいいなと思いながら
始めてみたいとおもいます。